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慢性腎臓病は生活習慣病⁉

こんにちは。サイマックスの川島です。
先日、大物俳優が「慢性腎不全」で亡くなったニュースがありました。
腎臓病が進行して腎臓の働きが弱くなると腎不全といわれる状態になりますが、
そもそも、腎不全になる前の腎臓病は、実は生活習慣病なんです。知っていましたか?

メタボリックシンドロームや糖尿病などは生活習慣病と聞くこともありますが、腎臓病も生活習慣病…となると、誰しもがなりうる病気かと思います。
今日は改めて腎臓のはたらきをおさらいするとともに「慢性腎臓病」についての記事をご紹介したいと思います。

慢性腎臓病は生活習慣病、働き盛り世代にこそ知って欲しい腎臓の真実

東京女子医科大学 腎臓内科 教授
内田啓子さんの記事

https://dime.jp/genre/820327/

腎臓の役割

腎臓は腰の上の背中側に、左右一つずつあるソラマメ型をした臓器で、重さ約130gしかない、握りこぶしほどの大きさです。
腎臓の主な役割は血液中にたまった老廃物を身体の外に排出する、尿を作る臓器としてはみなさんご存知ですが、他にも体内の水分を一定に保ち、ナトリウム等のミネラルや化合物のバランスを保ったり、塩分を調節し血圧を一定に保つ役割もあります。
さらに赤血球を増やすホルモンを作ったり、骨の維持も司るなど「肝腎」という言葉もあるようにとても重要な臓器なのです。

悪化するまで痛みなどの自覚症状がない…!?

しかし、腎臓は胃や腸などと違い、相当悪化するまで痛みなどの自覚症状がないのです。それでも、一度悪化し自覚症状が現れた時は遅く、腎臓を元に戻す薬や治療法は、現在の医学では存在しないとのこと。透析療法をされる方もいらっしゃいますが、血液透析の場合は2日に一度、約4~5時間の処置療法を生涯続けなければならなくなります。

尿の色、気にしたことありますか?

例えば、ポテトチップスを食べ過ぎて塩分過多になると、腎臓は身体の変化を瞬時に察知し、余分なナトリウムを老廃物として尿に溶かして排出します。身体が水分量不足の時は、少ない水分で老廃物を排出するので尿の色は濃く、逆にビールを飲み過ぎた時など尿が薄いのは、多量の水分の排出で老廃物が薄まるからだそうです。腎臓はその時の身体の状態に応じ、体液のバランスを良好に保てるよう尿を作るなど、繊細な動きをしています。

慢性腎臓病の原因とは

では、本題の慢性腎臓病とは。どんな病気から引き起こされるのでしょうか。

腎臓に免疫の関与した特殊な炎症が起こる腎炎が原因であることもありますが、高血圧と高血糖、高脂血症、肥満、高尿酸血症も原因になるようです。
高血圧は心筋梗塞や脳梗塞等、いろんな疾患の原因となりますが、腎臓も例外ではありません。腎臓には血管が豊富な臓器なので、高血圧により血管の壁が変化し動脈硬化を起こせば、糸球体に十分な血液が流れなくなり、慢性腎臓病の原因になります。

また、糖尿病の患者さんの場合、高血糖の状態が長く続くと、血管がもろくなり、血流が低下します。特に毛細血管が集中している糸球体を傷つけ濾過機能を低下させます。

高血糖で腎機能が低下したりタンパク尿がでる状態を「糖尿病性腎症」というのですが、現在末期腎不全で透析を受ける約44%が、糖尿病性腎症の患者なんだそうです。

では、慢性腎臓病と予防するには?

・ 暴飲暴食を避け、1日3回規則正しい食事を取る。
・自分の年齢と身長を入力し、BMIが22になる適正体重を確認して、1日に必要なカロリーを知る。
・日々の食事を若干、セーブしてカロリー制限をし、早足で歩いたり駅で階段を使う等の身近な運動習慣を取り入れる。
…と、記事の中で内田先生はおっしゃっていますが、やはり生活習慣病、予防策は何度も聞いたことのあるものばかり!
高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の原因となるメタボは腎臓にも悪影響を及ぼします。だからこそ、生活習慣を見直すことが大事なのです。

だれにでも起こりうる病気。キャリアプランには「自分の健康」も!

生活習慣の見直し、若い人ほど他人事にしているかと思いますが、腎臓のように一度壊れたところを元に戻す方法がない病気もあります。何をやっても手遅れになる前に、自分のことを大事にする。そんな風に見つめなおすのもいいのではないのでしょうか。

今回はボリューム多めになってしまいましたがこの辺で!