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尿pHでわかること-からだが酸性・アルカリ性になったときの症状と原因、それぞれの改善法

尿pHをはかると、あなたのカラダが酸性またはアルカリ性になっていることを知ることができます。からだは中性に保たれていることが理想的。酸性やアルカリ性にかたよると、様々な体調不良が出てきてしまうのです。

今回は、尿pHで分かること、また生活していく中で気をつけていけることをお伝えます。

〇アシドーシス(酸性症)とアルカローシス(アルカリ性症)とは?

からだが酸性になっているアシドーシス

尿pHが酸性に傾いた状態をアシドーシスと呼びます。これは、何かの理由で体内が過剰に酸性になる状態のこと。アシドーシスには主に2つの現象があります。

ひとつは、血液中に酸が溜まりそれを中和するためにアルカリ性の重炭酸塩が失われる代謝性アシドーシス。

もう1つが、感染症などによって肺の働きが低下したり、呼吸が通常よりも遅くなることによって血液中に二酸化炭素が蓄積する呼吸器性アシドーシスです。

アシドーシスの傾向が長期間続くことによって、硫黄・リン・塩素などの酸性ミネラルの蓄積が増加し体内のミネラルバランスが崩れてしまう可能性があります

からだがアルカリ性になっているアルカローシス

何かの理由で体内が過剰にアルカリ性になる状態をアルカローシスといいますです。アルカローシスにも主に2つの現象があります。

ひとつは、腎臓の処理能力を上回る大量のアルカリ性物質の摂取、飲酒や体調不良による嘔吐によって大量の胃酸が排泄されてしまう代謝性アルカローシス代謝性アルカローシス。

もう1つが呼吸性アルカローシスで、過呼吸によって二酸化炭素が過剰に排泄されてしまい、体内の酸が不足するため生じるもの。

この状態が長く続いていると、骨粗鬆症や筋肉量の低下を招く可能性もあります。

〇どんな症状が出るの?

酸性尿が続いてる場合

アシドーシスの傾向が続いている最中の症状としては、生あくび、便秘、下痢、頭痛、消化不良、疲労感、脱力感、眠気などを感じます。「なんだか体調が悪いなぁ」というときは身体が酸性になっている可能性があります

アルカリ尿が続いてる場合

アルカローシスの最中の症状は、アレルギー、便秘、睡眠不足、居眠り、不安、恐怖感、筋肉のこわばり、肉離れ、高血圧、消化不良、低体温、筋肉痛があります。「なんだか胃の調子が悪いな」と感じているときは、身体がアルカリ性にかたよっているのかもしれません。

いずれも日々の生活の中に紛れてしまうような自分でハッキリとは気付きにくい症状でありながら、毎日の生活に悪い影響が出ているものばかりですね。仕事や趣味も、なかなか精が入らずパフォーマンスが下がってしまいます。

〇どうしてカラダが酸性化、アルカリ性化するの?原因は?

カラダが酸性化する原因

アシドーシスになる原因には、腎不全、腎臓の機能不全、糖尿病、乳酸の過剰蓄積、酸性の食物による食事を続けていること、食品添加物、体温の上昇、喫煙などがあります。

またストレスが過剰になることで尿が慢性的に酸性になることがあります。

ちなみに酸性の食物というのは、肉や卵、アルコール、砂糖、コーヒーなど直接的に強い酸性を持った食材です。現代人は、酸性の食品を多く摂り過ぎなので、食事バランスに気をつけたいですね。

カラダがアルカリ性化する原因

アルカローシスを招く原因のひとつに、緊張や不安、疲労などによって起こる過換気症候群という症状があります。簡単にいうと、激しく呼吸したために血中の二酸化炭素濃度が一時的に低くなって体内がアルカリ性状態になる症状です。

もう一つに、ヒスタミン不足、胃酸不足、コルチコステロイドの多用、利尿剤の多用、過剰な塩分摂取、慢性的な栄養不足などが考えられます。

現代人は、ストレス(過剰な緊張や不安、疲労)と塩分の取りすぎが身近です。身体がアルカリ性になっている方、何か心当たりはないですか?

〇どうやって改善したらいい?改善方法のご紹介。

カラダが酸性化している場合

外的な要因によることが多いので、原因をつかむことで改善!

酸性食品を食べる量を減らす

食べ物のバランスをアルカリ性食材80%、酸性食材20%にしてみましょう。一般的にはアルカリ性食材を60%、酸性食材を40%が、最適な食生活バランスですが、身体が酸性になっているので、酸性食品を普通よりも少なめにしましょう。

高カロリー食品を避ける

低たんぱく質・高炭水化物食を目指しましょう。高カロリー食品はカラダを酸性化させます。肉類を減らし、漂白精製されていない玄米や小麦、豆類など消化分解に時間のかかる複雑な炭水化物を積極的に摂りましょう。

清涼飲料・ワインを避ける

清涼飲料・ワインは避けましょう。清涼(炭酸)飲料水や、ワインは酸性食品ですので避けましょう。アルカリ性または中性の飲み物はトマトジュース、グレープジュース、緑茶、ミネラルウォーターです。これらを積極的に飲みましょう。

カラダがアルカリ性になっている場合

胃の調子が悪い(食物を消化分解できる状態ではない)可能性アリ

強アルカリ性食を割ける

強アルカリ性食は避けましょう。強アルカリ性食の代表例は、海草で、特にひじき、わかめ、緑茶、トマト、サツマイモ、カブです。

ちなみにマイルドなアルカリ性食は、ニンジン、鮭、じゃがいも、ほうれん草、キャベツ、ハツカダイコン、紅茶、セロリ、スイカ、マッシュルームです。

カラダが中性の場合

理想的な状態です。アルカリ性食材を60%、酸性食材を40%にして、最適な食生活バランスを保ちましょう。

〇まとめ

「これって健康や身体にいいことだったんじゃないの?」と思っていたことが、実はからだにとって良くない原因になっているものがあった人もいると思います。

理想的な食べ物のバランスなどは、その人の体調や体質によって違います。まずは日頃から自分のカラダがどうなっているかを理解して、自分はどういう食生活にしたらよいのかを知りましょう。おしっこでの体調チェックを日頃から続けていきましょう!

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