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尿pHが酸性だった!どうすれば改善できる?

尿pHをはかると、あなたのカラダが酸性またはアルカリ性になっていることを知ることができます。からだが酸性にかたよると、様々な体調不良が出てきてしまうのです。

今回は、尿pHが酸性だった場合に気をつけたいポイントをお伝えしていきます。

「からだが酸性になる」とは?

腎臓と肺に負担がかかってる状態

尿pHが酸性に傾いた状態を別名、アシドーシスと呼びます。これは、何かしらの理由で体内が過剰に酸性になる状態のこと。

人間の血液はほぼ中性(pH7.3-7.4)に保たれているのが理想的です。通常は、腎臓と肺が身体を中性に保つために、不要なものを身体の外に排出します。しかし、生活バランスの崩れなどによって不要な物質が過剰になると、腎臓と肺の排出キャパシティが追い付かなくなり、身体が酸性になります。腎臓と肺に過剰な負担をかけているともいえます。

このアシドーシスには主に2つの現象があります。

ひとつは、代謝性アシドーシス。血液中に酸が溜まりそれを中和するためにアルカリ性の重炭酸塩が失われることによって起こります。

もう1つが、呼吸器性アシドーシス。感染症などによって肺の働きが低下したり、呼吸が通常よりも遅くなることによって血液中に二酸化炭素が蓄積して起こります。

身体が酸性だと何が起きる?

だるさや疲労感、眠気などの体調不良

アシドーシスの傾向が続いているときの症状としては、だるさ、眠気、疲労感、便秘、下痢、頭痛、低血圧、消化不良、脱力感などが挙げられます。「なんだか体調が悪いな」というときは身体が酸性になっている可能性があります。呼吸性アシドーシスの場合は、記憶障害や睡眠障害,日中の過度の眠気,さらには人格変化が生じることもあるようです。

いずれも日々の生活の中に紛れてしまうような自分自身ではハッキリと気付きにくい症状でありながら、毎日の生活に悪い影響が出ているものばかりです。

栄養バランスが崩れる

ビタミンBを吸収しにくくなる

身体が酸性だと、身体がビタミンB2を吸収しにくくなります。ビタミンB2は皮膚や粘膜の機能を正常に保つことに関係していますので、不足すると口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、角膜炎などを起こします。また、成長期の子どもの場合は、ビタミンB2が不足すると成長障害を起こしてしまいます。

ミネラルバランスが崩れる

また、アシドーシスの傾向が長期間続くと、硫黄・リン・塩素などの酸性ミネラルの蓄積が増加し体内のミネラルバランスが崩れてしまいます

病気になりやすい

尿pHが酸性になっていると、糖尿病になりやすい、痛風発作を起こしやすい、腎・尿管結石ができやすいといわれています。

糖尿病はかかると自分や家族の生活を大きく変えてしまします。また、痛風や結石は「3大激痛」といわれるほど辛い発作を伴います。痛みのあまり仕事を休んだり、旅行をキャンセルしたというエピソードを聞くことがあります。

またインスリン抵抗性とも関係があるといわれています。インスリン抵抗性が起きると生活習慣病になりやすくなります。生活習慣病には、糖尿病や痛風、脳卒中や動脈閉そく、がん、認知症が含まれます。

なぜ身体が酸性化するの?

生活バランスの乱れ

食事バランスが良くない

食品には酸性食品とアルカリ性食品があります。主な酸性食品は肉や卵、アルコール、砂糖、コーヒー。主なアルカリ性食品は野菜や海藻などです。

一般的にはアルカリ性食材を60%、酸性食材を40%が最適な食事バランスといわれています。しかし、現代人の食生活では酸性食品を多く食べ過ぎる傾向にあります。野菜を食べずに、肉や糖分を多く食べてると思い当たる人は少なくないと思います。

▼酸性食品、アルカリ性食品のリスト

お酒の飲み過ぎ

アルコールを多く摂りすぎると、身体が酸性になります。たくさんお酒を飲んだ次の日の尿が酸性になっているのはそのためです。

タバコの吸い過ぎ

喫煙をしていると身体が酸性になります。タバコの吸い過ぎには要注意です。

睡眠不足やストレス

睡眠不足やストレスをためていると、身体が酸性になるといわれています。現代人は睡眠不足になりがち&ストレスを貯めがちなので注意したいですね。

病気によるもの

糖尿病や腎不全、腎臓の機能不全などによって身体が酸性になることがあります。また、薬の副作用によって起こる可能性もあるようです。

〇どうやって改善したらいい?

原因をつかむことで改善!

身体が酸性化するのは外的な要因によることが多いです。まずは自分自身の生活習慣を見返して、何が原因で身体が酸性化しているのかを分析してみましょう。そして、いくつかの改善策を取り込んでみて、どれが効果があったかを見返してみましょう。効果があったものが、裏返すと原因となっていたものです。その改善策を継続してみましょう。

酸性化した身体を中性に戻すには大きく分けて2つのアプローチが必要です。ひとつは、身体を酸性化させるものを避ける。もうひとつは、アルカリ性のものを取り込んで中性化させる、です。

以下に具体的なアクション例をご紹介します。

酸性食品を減らす

酸性食品を食べる量を全体の20%に減らしましょう。一般的にはアルカリ性食材を60%、酸性食材を40%が最適な食生活バランスといわれています。身体が酸性になっている場合は、それよりも酸性食品をより少なめにし、食べ物のバランスをアルカリ性食材80%、酸性食材20%にしてみましょう。

〇具体的には?

糖分・脂質など高カロリー食品を避ける

酸性食品である脂質や糖分を避けましょう。高カロリー食品はカラダを酸性化させます。肉類を減らし、漂白精製されていない玄米や小麦、豆類など消化分解に時間のかかる複雑な炭水化物を積極的に摂りましょう。

清涼飲料を避ける

甘い飲み物やサイダーは酸性食品です。清涼飲料を避けてみましょう。

野菜や海藻を食べる量を増やす

野菜や海藻はアルカリ性食品です。脂や糖分を食べる量を減らしたら、野菜を食べる量を増やしましょう。野菜を食べる習慣が無い人は野菜ジュースから始めると気軽にスタートできますよ。

タバコを控える

タバコを吸うと身体が酸性化します。

お酒の量を減らす

アルコールを多く摂りすぎると、身体が酸性になります。たくさんお酒を飲んだ次の日の尿が酸性になっているのはそのためです。

ストレスを減らす

現代人はストレスを貯めがちなので注意したいですね。適度にリフレッシュの時間をいれましょう。定期的な運動もおすすめです。

コーヒーの飲み過ぎに気を付ける

コーヒーは酸性食品です。

野菜ジュースやお茶を飲む

飲み物はアルカリ性または中性の飲み物を取りましょう。トマトジュース、グレープジュース、緑茶、ミネラルウォーターなどが当てはまります。

睡眠時間を増やす

睡眠不足だと身体が酸性になるといわれています。現代人は睡眠不足になりがちですので、十分な時間の睡眠をとれるようにしてみましょう。

酢や梅干しを摂る

クエン酸を含む食品を食べると、酸性になった身体を中性に近づけることができます。

〇まとめ

「これって健康や身体にいいことだったんじゃないの?」と思っていたことが、実はからだにとって良くない原因になっているものがあった人もいると思います。

理想的な食べ物のバランスなどは、その人の体調や体質によって違います。まずは日頃から自分のカラダがどうなっているかを理解して、自分はどういう食生活にしたらよいのかを知りましょう。おしっこでの体調チェックを日頃から続けていきましょう!

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